不思議なもの。冷えた朝の清掃活動

〜第13回社会奉仕活動〜

今年最初の清掃活動は、地下鉄出戸駅前からスタートしました。
最高気温9℃、最低気温2℃と、晴れてはいたものの冬の寒さをしっかりと感じる一日でした。明け方には雨が降り、地面や草木には水滴が残り、少し湿った空気の中でのスタートとなりました。それでも、私たちは前回やり残したエリアの清掃に取り組みました。

今回の作業エリアでは、植え込みの中に長年放置されていたと思われる錆びついた缶や、劣化してボロボロになったペットボトルなど、多くのゴミが見つかりました。こうしたゴミは見えにくい場所にたまりがちで、環境への悪影響が懸念されます。このようなゴミを丁寧に取り除くことで、少しでも地域環境を守り、美しい街を維持することの重要性を改めて実感しました。

また、作業中には思わぬ発見もありました。あるマンションの花壇の下で見つけた「紫御殿(ムラサキゴテン)」という植物の葉が印象的でした。その鮮やかな紫色は、寒空の下でもひときわ目を引き、一見すると見慣れない不思議なものが落ちているようでした。このような自然の美しさに触れると、心が和らぎ、清掃活動の中にも喜びを見いだせるものだと感じます。
冷え込む中での作業は、最初こそ手足が冷たく感じられましたが、体を動かすうちにだんだんと温まり、次第に心地よい達成感へと変わっていきました。このような活動を通じて、地域全体で美観や安全を守る責任を共有する大切さを再確認することができました。

今回の清掃活動では、植え込みや花壇に隠れていたゴミを丁寧に回収し、無事に作業を終えることができました。このような小さな積み重ねが、住人や訪れる人々にとって快適で安全な環境を提供する基盤になると信じています。清掃活動は単なるゴミ拾いではなく、地域全体の共同体感覚を育む重要な取り組みです。
寒い中での活動ではありましたが、植物の自然な美しさを発見し、心温まる体験ができたことに感謝しています。次回の活動にもぜひご参加いただき、一緒に地域を美しく保つ取り組みを続けていきましょう。